2020年3月7日(土)放送『激レアさんを連れてきた。』の今回の「激レアさん」は、29年ぶりの赤塚賞入選者らしいので調べたところ、おぎぬまX(本名:荻沼 竜太)さんであることがわかりました。
『山籠り、断食などハチャメチャな修業をした結果、ギャグ漫画家の登竜門・赤塚賞で29年ぶりの入選者になっちゃった人』
との紹介が気になったので荻沼Xさんと赤塚賞、受賞作品について調べてみました!
「激レアさん」荻沼Xのプロフィール

荻沼Xさんは元お笑い芸人で、人力舎のお笑いスクールJCAの19期生でした。
卒業後はプロダクション人力舎で3年ほど活動し、退社後2017年からフリーの漫画家として活動を始められました。
2017年からということは、2020年の今年で4年目なので漫画家歴はそこまで長くないのですね。
それなのに賞を受賞とは相当すごいことなのだと思います。
ですがこの漫画家に転身された2017年から漫画を描くため、
「4コマを100本描くまで山籠もり」
「4コマ100本描くまで断食」
などの修行に励まれたそうです。
4コマ100本描くのにどれだけの時間がかかるのかはわかりませんが、少なくとも1週間はかかるのではないでしょうか。
「1週間山籠り」「1週間断食」と考えるとかなり辛いですね・・
かなりストイックな性格だと言えそうです。
赤塚賞とは?

赤塚賞は集英社によるギャグマンガを対象とした新人賞で、手塚賞からギャグ漫画の部分を独立させた賞です。
昭和49年から始まり、年に2回行われています。
昭和49年〜令和元年までの間で入選受賞者はなんと、荻沼Xさんを入れて6人だけでした。
佳作と準入選は数多く受賞者がいるのですが、この6人という数字を見ると入選がいかに難しいのかが伺えます。
前回の入選受賞は平成2年だったので、荻沼Xさんの入選は29年ぶりとなります。
審査が厳しくなっているのかわかりませんが、令和初の受賞にもなりとてもおめでたいですね!
29年ぶりの赤塚賞受賞作は「だるまさんがころんだ時空伝」

2019年12月、第91回赤塚賞入選が荻沼Xさんの「だるまさんがころんだ時空伝」です。
2020年2月4日発売のジャンプスクエア3月号(集英社)に掲載されました。
荻沼Xさんの作品は画像の通り、ゆるいタッチがなんとも言えません(笑)
内容は、空き地で「だるまさんがころんだ」をしているとどんどん時空を超えていく・・
という、絵とは裏腹にダイナミックなストーリーです!
審査員や読者からは、
「参りました。まさかここまでとは…」
「シュールな短編映画のよう。たった15Pとは思えないほど深い」
「展開に驚きがあって飽きさせないし、キャラの表情も面白かった」
とのコメントが寄せられています。
まとめ
今回は「激レアさん」荻沼Xさんについてまとめてみました。
今後の作品にも期待です!
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